創業お役立ち記事

大阪創業相談ラボのホームページ・ブログサイト制作

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現在、ホームページの主流はコンテンツ型のサイトです。
自社のことを発信し続ける「継続」が大切なキーワードです。

ホームページの進化の流れ

1990年代、インターネットが一般に普及しだした頃は、ホームページがあること自体が価値でした。この頃は「インターネットでモノを買うなんて!」「クレジットカードの暗証番号を入力するなんて何をされるかわからない!」みたいな、いま以上にwebへの懐疑心のある時代でしたね。

この頃は、ホームページを持っていることに希少性があったので、それこそ何100万円といった金額でリースを組んでHPを制作するといった売り方が当然のようにあった時代でした。

でもまあ、「あればよかった」そんな時代でした。

2000年代になると、SEO、つまりgoogleやYahooでの検索時に上位に表示されることが価値だとされるようになりました。このこと自体は現在も同様で、検索順位の上位に表示されると、それだけ新規顧客の流入につながります。

それは正しいのですが、検索上位化のための手法は現在と異なります。
当時のSEO施策といえば、とにかく「外部リンク」。多くのサイトからリンクを貼られているページ=いいページ、という評価がされていた時代だったため、SEO施策といえば、意味のないwebサイトを外部に大量につくり、そこからリンクを貼りまくるといった手法でした。この施策は、今ではペナルティの対象となりますので注意してください。

言い方は悪いですが、お金で検索順位が買えた時代ですね。

2010年代に入ると、googleのロジック変更(いわゆるペンギンアップデートとかパンダアップデートとか言われるものです)によって、外部リンク施策を行っているサイトが軒並みペナルティをくらって検索順位を落としていくことになりました。

そこで注目されるようになったのが、「内部施策」です。自社のサイトの中身を充実させることで、多くの人に見てもらえるようにしよう!という流れです。やっとまっとうな発想になったなという感じですね。

googleの検索順位決定ロジックも、「ホームページの充実度」を重視したものになっていますので、ホームページを充実させると、検索順位化するという流れですね。

現在のホームページ制作に必要なこと

「充実しているホームページ」を構成する要素は、具体的には以下のようなことがあげられます。

1.HTML等の最適化
ホームページは簡単にいうと、HTML等のマークアップ言語と文章と画像を組み合わせて構成されます。

これらの要素について、「機械が読みやすいようにしてあげよう」「正しく情報を取得してくれるようにしよう」というのが、HTMLの最適化です。少し技術的な部分なので、あまり意識しすぎることはないです。

2.コンテンツを継続して発信する
同じテーマを扱うホームページで、ページ数「5ページ」のものと、ページ数「100ページ」のものがあったとして、どちらの方が「充実ホームページ」と言えそうでしょうか?

普通は、ページ数が多いほうがいい情報が載ってそうですよね。

同じく、「年に数回」しか更新されていないホームページと、「毎週必ず」更新されているホームページでは、どちらを見たいと思いますか?

くどいかもしれませんが、最後に、「知らんがなと言いたくなるような日記」と「専門的な知識の分かりやすい解説」では、どっちがいいでしょうか?

要は、「有益な情報」を「頻繁に更新」することで「多くのページ」を持っているwebサイトが、「充実」しているということになり、検索エンジンからも評価されるということです。

3.検索エンジン以外からの流入
これは少し補足的な話ですが、現在はホームページを制作してから検索上位化するまで時間がかかります。上記のとおり、コンテンツを増やしていかないといけないからです。

そこで検討したいのが外部リンクです。外部リンクのすべてが悪いということではありません。スパム的な施策がNGというだけです。

具体的には、TwitterやFacebook、Instagram、はてなブックマークなどのSNSからの導線をつくることや、外部サイトでの寄稿などで、検索エンジン以外からの流入チャネルを確保することです。

また、あまり言われないことですが、リアルからの流入も考えます。交流会などで名刺交換した人にアクセスしてもらったり、ダイレクトメールからの流入経路を構築したりといったことや、テレビや雑誌などに取り上げてもらうことでもアクセスしてもらいやすくなりますね。

インターネット以外も含めた「ホームページの外」での宣伝活動もホームページに必要な要素となります。

ホームページは自社のメディア

さて、この中でも大変なのは、「ホームページを更新すること」ですね。
すぐに結果が出るわけでもありませんし、文章を書くことが得意ではないかもしれません。

ただ、ホームページに記事を作成していくことは、あなたの仕事の棚卸しになったり、記事の内容ををもとにして他のツールに転用したり、といった副次的な効果もたくさんあります。

そして、なんといっても「これも仕事のうち」です。

電話とFAXしかなかった時代は、たぶん今よりも電話しまくっていたでしょうし、メールだって今では普通に使えますよね。パソコンだって、なんとかかんとか使えるようにしたはずです。
それと一緒です。ホームページで1対Nに発信する時代が来てしまったんです。

なので、当社がwebサイトの制作を行なう場合は、必ずCMSと呼ばれるコンテンツ作成機能を付けて提供しています。具体的にはWordPressというオープンソースですね。ブログを更新するような感覚で記事を投稿していけるので、文章を書けば、それがそのままwebに反映されます。

HPは自社の情報を発信するメディアです。多くの人に喜んでもらえるメディアに育てていきましょう。

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