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大阪創業ラボのロゴ・キャッチコピー作成

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会社をつくる際に、せっかくだからロゴとキャッチコピーを作ろう。
そう考えるのは素敵なことです。

長く使うことになるものですから、
素敵なロゴ・キャッチコピーにすることはもちろんですが、
ブランディングの観点から見ると、非常に重要な役割を果たすものですので、
感覚的な好みと、戦略的なロジックをあわせて考えられるといいですね。

まずはキャッチコピーから

順番としては、キャッチコピーから考えるのが良いでしょう。
キャッチコピーを構成する要件としては、
・強みが伝わるか?
・ターゲットに私のことだ!と感じさせられるか?
・商品/サービスが何か明確に伝わっているか?
このあたりがポイントになります。

強みが伝わるか?

強みを伝えるというのは、納得しやすいですよね。
どういう特徴があるのか、他社と違ってウチを選んでもらう理由が何かを分かってもらうためですね。

ターゲットに私のことだ!と感じさせられるか?

次に、ターゲットに「私のことだ!」と思ってもらうという点ですが、
これは、例を出した方がわかりやすいかと思います。

例えば、節電効果がウリの冷蔵庫があったとして、「冷蔵庫を買い替えて、へそくりを貯めよう!」とすれば、主婦に共感してもらいやすいですよね。

一方で、「冷蔵庫を変えたら、北極の熊が喜んだ」とかにすると、社会問題に関心のある層が反応してバズったりしそう。

微妙な例をあげると、「冷蔵庫で大大大節電!」とか「冷蔵庫、節電中。」とか。
これだと、ターゲットをどこに設定しているのかよく分からないですね。

「私に呼びかけて来てるな!」と思わせないと、確実にスルーされます。情報量の多い時代なので、ここで「お?」と思わせないとどうしようもありませんね。

商品/サービスが何か伝わっているか?

これが結構見落としがちなポイントだけに大切なことで。
「どんなお仕事やってるんでしたっけ?」と言われると負けですね。

先程の冷蔵庫の例を続けて使うと、
「冷蔵庫を変えたら、北極の熊が喜んだ」これはOKです。「あ、冷蔵庫のコピーだな」ってわかるから。
これが、「節電したら、北極の熊が喜んだ」とするとNGです。「節電の啓蒙PRかな?」ってなりますからね。

絶対に冷蔵庫のビジュアルと一緒に使うんだという前提があったとしても、コピーは独り歩きしますから、単体で成立している方が良いですね。

他にも気を配ることはたくさんありますが、大きな所はこの辺ですね。

ロゴはコピーと連動して

キャッチコピーを作成したら、それを踏まえてカタチにします。

ここは好き好きというか、気に入ったものにするのが一番なので、こだわりどころをリストアップしていって、それをデザインしてもらうのがおすすめです。

コピーとロゴを並べた時にしっくりくるように、かけ離れた内容を盛り込ませないようにしてくださいね。

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