創業お役立ち記事

セミナー開催は集客とセールスステップを意識することが大切

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セミナーでの集客はかなり強力です。セミナーの参加から10%くらいの受注は見込めるでしょう。
ただ、そんなに回数をこなせるものでもないですし、集客の問題もあります。

セミナー開催のメリット

セミナー開催のメリットは、なんといっても「先生」になれることです。セミナー講師は「教える人」、セミナー受講者は「教えられる人」という構図になるため、セミナー講師がおすすめするのであれば、言われるがままに商品を購入します。
こんなふうに書くとなんだか騙してるみたいですが、セミナーというのは原理的に、こういう要素を含んでいるのです。

集客の問題を回避する

集客を成功させるために最も有効なのは、やはり自社リスト。SNSも自社リストと考えて良いでしょう。日々、リスト獲得に努力してください。

自社リストが不足していると感じる場合は、ジョイントセミナーを検討しましょう。
自社がターゲットとしているクライアントに別のサービスを提供している会社がベストですね。
行政書士の先生と税理士の先生が共同で相続対策セミナーを開催するとか、そんなイメージですね。

また、広告出稿も考えましょう。セミナーは集客装置ですから、セミナーそのもので利益を出す必要はありません。facebook広告やPPC広告、メルマガ広告なども検討してみていいと思います。セミナー単体で考えるのではなくて、購買までの一連の流れを描き、どれくらいの投資が可能かを考えることが必要です。

無料セミナーより有料セミナー

購買までの流れを考えれば、有料セミナーにした方がいいです。とは言っても、値段は安くて構いません。5,000円以上の値付けをする気がないのなら、中途半端な価格設定にせずに1,000円にするのが良いでしょう。
安くてもお金を払ってもらうことが重要で、入り口でお客様の本気度を試しているわけです。
また、心理的にも、一度お金を払っているということが、受注に対してプラスに働きます。お金を払うことに対する心理的な壁をなくすという意味合いと、せっかくお金を払って来たんだから元を取ろうという心理が働くので、積極的に検討してくれるようになるのです。

席を埋めることが目的になってしまうと無料開催したくなりますが、セミナーはあくまで集客の手段。有料にして、見込みのあるお客様に参加してもらいましょう。

日取りは余裕をもって

セミナーの開催日は、余裕をもって決めましょう。
集客期間に余裕を持つということはもちろん。会場の予約やプレゼン内容の磨き込みなど、時間と手間がどうしてもかかります。
また、セミナー開催を知らせるチラシや広告文などの準備も必要です。計画的に進められるようにしてください。

アフターフォローのやり方を決めておく

セミナーに参加してもらって、「ありがとうございました」だけでは、何をやっているのか意味がわかりません。セミナー後のフォローがむしろ本番です。

セミナー参加者には、テレアポしてもいいですし、ハガキやDMの郵送でのフォローなどもアリだと思います。また、セミナー終了後にその場で無料相談会を開催したり、相談予約という形でアポを切っていってもいいと思います。

とにかく次のセールスステップにちゃんと流れるようにしておくことが大切。
絶対に、「気持ちよく喋って終わり」にならないようにしてくださいね。

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