「大人になってから、『学生の頃のもっと勉強しとけばよかった』って思うわ〜」
「学生の頃の勉強って全く役に立たんよな〜」
って、どっちもよく聞きますね。
実はわたしは学生の頃の勉強に関しては結構思い入れがあるのです。
学生の頃の勉強が、どう今につながってるのか考えてみます!
めっちゃかんばったのに大学受験失敗事件
思い入れがあるというのは、大学受験の勉強をすごい頑張ったけど、成果が出ずに悔しい思いをした人だからです。
第一志望の国立大学を記念受験して当たり前のように落ち、Fランとよばれる大学になんとか入りました。
まさにガリ勉の成績悪い奴でした。今、なんでそんなことになっちゃったかって考えると、「努力するための勉強」をしちゃってたな〜って思います。
「〇〇時間勉強する!死ぬ気で頑張る!!」が楽しかったんですよねえ。
結果を出すためには目標を決めてそのためにどうするか考えて淡々とこなすことなんですけどね。
なんだかんだ、別に結果が出なくてもそんなに困るわけじゃないから。
今みたいに、「仕事がなくなったら一人暮らしできなくなるからなんとかせざるを得ない」とか自分の人生に責任を持っている状態じゃないし。
「第一志望に受からなくても最悪どっか受かるやろう、親がなんとかしてくれるやろう」ってどっかで思ってて、圧倒的に覚悟が足りんかったです。
(1日13時間くらい机に向かって、半分くらい集中できず妄想してた。もう半日遊んだほうがまし!!)
そんな感じでしたので、大学受験に関しては完全に黒歴史と化しており、あんまり家族内でも触れられることはないです。
そして「どうせ頭悪いし」とスネてしまって、大学ではほぼ勉強していません。こうやってこじらせていくんだなあ。
しかし!最近その「めっちゃかんばったのに大学受験失敗事件」を肯定できるようになりつつあります。
勉強の基礎力がついた?
なんで肯定できるようになったかというと、受験はうまくいかなかったけど、
幅広い知識を身につけることができて、それがこれから役立つのではないかとうっすら感じたからです。
というのも今、とても勉強欲があって英語と中小企業診断士の資格を勉強したいと思っています(意識高い)。
英語はなんとなくですが(笑)、中小企業診断士の資格の勉強には、独立や起業に役立つ知識がつまってるらしいからです!!
受験の時に英語と微分積分をしっかりやってるし (中小企業診断士の試験に微分とかでるらしい) 、なんだかんだ「勉強のやりかた」もわかってるから、
これから勉強していく時に、まったくイチからなわけじゃない。
「あー学生の頃勉強しといてよかった」って思えました。イチからやったら、仕事もあるのにきついからね。
黒歴史が「がんばったおもいで」に昇華されていくのを感じます……。
ここで、あのパイセンの名言
「先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがってあなたたちは、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。」
スティーブ・ジョブズ
ジョブズ先輩が大学生の頃、「カリグラフィー」の授業が好きで、「なにに役立つか」なんて考えずに勉強していて、結果、それがMacに美しい書体をそなえつけるということにつながったらしい。
「今できること、(できるだけ好きなこと)を一生懸命やってれば、その点が後でつながって線になるから、今やっていることを信じよう」ということらしいです。
ここでジョブズを出してくるあたり意識の高さがうかがえるでしょ。
わたしの「がんばったけどあのときは成果が出なかった勉強」は、10年経って「専門知識をつけるための基礎力」になってくれたんですね。
過去を肯定できたので、「これから取り組むこともきっとつみあがっていく」と安心してやっていけそうです。
おまけ〜意外と役立つあのころの知識〜
【英語】英語はみんなしとけばよかったっていうよね〜
大阪にでてきてからめっちゃ外国の人に道聞かれる。あと仕事で使ったり海外出張あるから必須って人いますね。
うっすら覚えている英単語をつかって意識高い風トークをするのもおすすめ!
【数学】日常生活で「これをXとおくと〜」って方程式つかって計算すると、まるで頭いい人。んで間違えるとめっちゃ恥ずい。
【理科】六角形のものを見て「ベンゼンや」というと理系の人が笑ってくれる。文系の人は知らない人もいるから、思いっきりドヤる。