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社長おすすめ本対談〜失敗のしようがない華僑の起業ノート〜

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こんにちは!だいたいの人より意識だけは高い壁田です!この記事は長谷社長おすすめの「失敗しようがない華僑の起業ノート」を読んで対談した記事になります。

大物華僑のもとでビジネス修行をし、自らも起業1年目で1億円の年商を上げるなど、大きな成果を出してきた著者の大城氏が、「起業」について華僑がどのように考え、どう行動しているかを紹介している本です。

常識のリセット

これまでの常識・思い込みを疑ってみて、あなたの成功を邪魔する間違った常識や、新たなチャレンジへの勇気をくじく固定観念を捨てていただきたいのです。

長谷さんおすすめのこの本を読んで、わたしが気になったところをシェアするので、なんかいい感じにレスください。

昔読んだやつやから俺あんま覚えてへんで。あ、すごい。めっちゃふせん貼ってるやん。

貼ってるだけです。見栄えのために。一番感銘を受けたところは、「常識のリセット」が大切というところです。この本では日本人と違う華僑の考え方や物事の捉え方を紹介しているんですけど、成功をおさめたり、損しないためには自分の常識や固定概念から自由になって、事実をしっかり見る必要があると。

起業したりフリーランスになる時には、企業に勤めて仕事してる時とは「常識を変える」必要があると思いました。

そうなんかなあ。

えっ……だって年収の高い人と付き合ったら自分も年収上がるとかいうじゃないですか。常識が変わるから。

あ、それはよくいうねえ。けど、起業したり社長になるっていうことに限っていうなら、俺はあんまりそうは思わへん。

なんか起業したとかっていうと、すごいおおごとみたいに思われて「すごいですね」とか言われるんやけど、別にwwwすごくないしwww あはははは。

いや……すごいって思っちゃいますね。

イメージとかがね。どうしてもあるから。

それはいつからそういう考え方なんですか?ずっとじゃないでしょ?

んー別に最初から社長はすごいとか思ってへんかったけどなあ。まず俺の社会人になってからの経歴がさ、新卒で入社したとこにいたのは10ヶ月。その時点で社会にあんま馴染めてない。あはははは。

あはははは。(え……?)

んで、その1社目の会社の先輩と一緒に起業してん。そのあとまた会社勤めとかもしたんやけど。代表じゃなかったけどそこで一回やってるから、「社長はすごいから無理」とかいうメンタルブロックとかはないんかなー。

なるほど!社会に出てからわりとすぐに会社経営を経験したからいい意味で「こんなもんね」みたいになったんですね!

そーねー。ま、めっちゃ大逆転狙うとか大金持ちになるとかを目指すんならもちろん「常識のリセット」が必要なんやろけどなー。

起業の動機は?

私を含め、起業で成り上がるしかない人は、ある側面から見れば敗者なのです

大学生の頃にはすでに「いまから逆転するには社長になるしかない」と考えていました。

この本で、「起業は敗者復活」だと言ってて……、

私も大学の頃から、なんかぱっとせんかったし、劣等感があって周りと比べてばっかりやったから、私が勝つためには起業とかして自分しかできない仕事をするしかないと思ってました。

あはは。意識高。でもそのパターンは、あんまり起業しないやつやな。

起業するのはいろんなパターンがあって、一個目が、それみたいな一発逆転パターン。でも、壁ちゃんはそこまで一発逆転を狙わなあかん状況ではないやん、死にかけてるわけじゃないし。そういう、上を目指したいとか、現状に不満を抱えていてそれを解決したい「なんとなく起業したい層」ってすごい多いんよね。

でもそういう人は「起業する他に選択肢がなくて追い詰められている層」とは全く違うから。現状維持のままなんとなく不満を抱えつつ過ごしちゃう。もっといろんなものを明確にしないと次のステップに進んでいかないね。

……そうですね……。(もうちょっとしっかりしよう……)

もう一個が、俺もそうなんやけど「逃げ」のパターン。新卒で入った会社、10ヶ月でやめてるって言ったやん、起業に誘われたからやけど。

でもきっと誘われなくても辞めてるし。結構いややったから。

え、そーなんですか。なにが嫌だったんですか?

なんかだるかった。会社ってだるいやん。今の生活から振り返ってみても、あんま合わんかったなって思うし。そんな感じで「逃げた結果」起業するっていうのも全然ありえるし、悪くない。

ああ〜!自分に合ってるならそっちで努力したほうがいいですもんねえ。

そーそー!逃げるのも全然ありです。

人と時間の使い方

お金あればお金とる 経験あれば経験とる お金も経験もなければ友達になる

「どんなにしょうもなく見える人でも何か持ってるはずで、お金も経験ももってないなら友達になっておくと、いずれどこかのタイミングでその人が役に立つ時がくる」ってことらしいんですけど……私この考え方わからなくて、「自分にとって有益じゃない人とはからみたくない」ってばっさり切ってしまうタイプなんですよ。

自分ばりクールやん。そーやったんや。

えっとなー、いろんな人と付き合うのはもちろんいいねん、どんな人でも、新しい考え方をもってたりとか、チャンスを持ってきてくれたりとかするから。ただ、時間との兼ね合いやなー。

独立して一人でやろうと思うと、時間がほんまに足りひんのよ。だから、かける時間と、それによって失われるモチベーションとのバランスを考えんとやな。

なんかその考え方もクールじゃないですか(笑)。

まああんまり断れない人なので、付き合ってしまうけど……。

でも、これは大事やと思う。いろんな必要のない営業とか、メールで済むのに電話できたりとか、いろいろ時間ってとっていかれるから、時間の使い方が自分にとって最適なのかどうか考えないと。

あとは、お金を稼ぐのが第一目的なんやけど、生活があってこそのものなので、そこで無理をしすぎると良くない。前は夜中まで仕事してたけど、今は結婚して子どももいるし、絶対やらへん。

今独身やったら、もっと生活リズムみだれてますか?

うん、ここ(事務所)に住んでると思う。

よかったです結婚してて。

お金はどうするか問題

「お金を出す人」はどこにでもいる

ビジネスをやる時は「自分のお金を使わない」のがいいとあります。

著者は親戚に出してもらったそうです。日本人は抵抗ある人多いじゃないですか。

せやな。

そういうのを昔、他の自己啓発書で読んだときにやってみようと思って、頑張ってお父さんに5万もらったことあります。

えー、実践したん(笑)。意識高―。でもそれただのたかりちゃうん(笑)。

そうなんですかねえ。まあよかったです、お金もらえて。人生をなんとかしたすぎて、自分におかしな負担をかけがちです。

追い詰められてんなあ。笑

失敗のすすめとまとめ

華僑には、失敗という概念がないんです。最終的には必ず成功するんだから。途中どんなにしょうもないことをやっても、だれも失敗だとは思わない

ホリエモンとかキンコンの西野さんもいいますねえ。失敗しないとわからないみたいな。

うん、その通りだと思いますよ。まあそれも、失敗してもすぐに次に移れるようにリスクヘッジはしといたほうがいいけどね。

よくあるのが、初期投資で有り金をほとんどつかっちゃってどうしようもないですみたいな。その失敗はしてはいけない失敗(笑)。してもいい失敗としてはいけない失敗があるから、そこはシビアに判断しないと、ただのあほやから。してはいけない失敗をして喜んでいてはいけません(笑)。だから小さい失敗を繰り返していって、成功したから取り返したわみたいな。それが正しい理解です!

ああ……なるほどすっごいちゃんとしてますね……。「一度きりの人生!借金とか自己破産してでもやりたいことやろうぜ!失敗しようぜ!」みたいなの欲しかったです……。

それもはや意識高いとかですらなくない?(笑)。さすがに自己破産とかするレベルやとリスクが高いので、俺は負いたくないし、勧めない。

なるほど。自己破産まで行くレベルの失敗を考えてました。なんか今回の対談では、「起業する」ことは一般的に思われているほどハードルが高いことではないと感じました。そこは私の常識がリセットされた点ですね。

うまいことまとめに入ろうとしてるね。

起業のイメージがなんだか夢見心地やったんですけど、実際にやることは地に足つけたコツコツしたことで、努力は必要だけど、ちゃんとした考え方と手順で努力すれば、実現可能だと感じました。華僑と長谷さんの合理的なマインドで、わたしもコツコツ進みます!

最後に、この本を読んで一句詠みます。

クールだな 華僑のマインド いとあはれなり

一番クールなん自分やけどな。

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