創業お役立ち記事

大阪創業相談ラボの小冊子ツール制作

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小冊子とは、あなたの会社のサービス内容や考え方などをまとめた読み物ツールです。
本屋にある書籍を真似て作るとよいでしょう。

チラシはいらないけど書籍は欲しくなる

商業出版や自費出版と違って、書店への流通を行わないので、コストはぐっと抑えられます。コストが高くないので、無料で配っても充分に元はとれるでしょう。自社のことを理解してもらうには最適なツールといえます。

会社案内やチラシは積極的に欲しいとは言われませんが、書籍であれば「せっかくだから貰っておこう」というふうに思ってもらえます。普通に本を買ったら1,000円はするところを無料で貰えるのであればという感じです。

印象的にはフリーペーパーとかに近いかもしれませんね。けっこう昔ですが『R25』というフリーペーパーの争奪戦が起こっていました。無料なのに有料紙並の情報が!という期待値のギャップによるところも大きいですよね。

そして、小冊子は保存性にも優れています。本棚に置かれるので、大掃除の時くらいにしか捨てられません。掃除の時にでも「そういえば」といって手にとってくれたらチャンスですよね。

内容量の制限もないので、あなたのサービスに対しての理解を充分に深めてもらえることが可能です。

何を書けばいいのか分からないという問題

と、メリットだらけの小冊子ツールですが、デメリットが2つあります。
ひとつが、何を書けばいいのか分からないという問題。
もうひとつが、文章を書くのが面倒くさいという問題。

サービスの選び方を書く

何を書けばいいのかについての回答は簡単です。

あなたのサービスを買う時のチェックポイントを教えてあげればよいのです。
実際に、多くの無料冊子はこの体裁ですね。マイホームの選び方とか、保険の選び方とか、何かしらそういった小冊子を読まれたことがあるのではないかと思います。

マイホームや保険のように、商品が複雑で、プロと素人の情報格差が大きいほど、この情報は有難がられます。

逆に、飴ちゃんの選び方とかは別にほしいと思いませんね。ただし、食品に使われている添加物とか保存料とか、そういった観点から解説するような資料だと、ほしいと言われるかもしれません。

別に価格くらいしか差別化する要素無いからな~、と諦める前に、こういったプロならではの新たな観点から、提供できる情報がないか考えてみてください。

書くのが苦手なら話せばいい

小冊子という以上、冊子の体裁をもたせたいので、少なくとも24ページくらいは用意したいです。1ページが15行×40文字だとして1ページ600文字。それが24ページあると、約1万5千文字。もちろん改行や各章のタイトルなどもあるので、それらを差し引いて、1万文字あたりを最低目標としたい所ですね。

1万文字を書くこと自体はそこまで大変ではありません。
400字詰めの原稿用紙で25枚ですから、小学生の夏休みの宿題にしてもいいくらいです。毎日原稿用紙1枚をノルマにすれば、1ヶ月で完成します。

ただし、これは単純にマス目を埋めればいいという場合です。
各テーマをバランスよい文章量で統一したり、わかりやすい表現に推敲したり、テーマの順番を入れ替えてみたりと、いいものにしようとする作業はなかなか大変です。

なので、できるだけ上手くいきそうな設計図を作ってから書き出すことが大切です。そうすることで手戻りも減らせます。

それでも文章を書くのは大変、あるいは時間が取れないという場合は、話す内容をまとめるという手法があります。

タレント本などでは、「聞き書き」という手法が取られます。プロのライターが取材して、話した内容を一人称でまとめてくれるというやり方です。

あえて「いやー自分は一文字も書いてないッスけどね」なんて言いませんが、スポーツ選手がそんな上手な文章を書ける訳がありません。ごく普通のやり方です。

質問に答えて気ままに話せば、プロが構成まで考えてくれるのですから、一番楽な方法ですし、自分では気付かなかったような視点からの質問や、客観的な視点を取り入れることができるというメリットもありますね。

どんな内容で作るのがいいか分からないという場合は、ぜひご相談ください。ヒアリングをもとにご提案させて頂きます。

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