創業お役立ち記事

若い人はやっぱり起業に向いている

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若い人の独立は、正直やってみないとわからないところが多いのですが、何と言っても行動力はさの特権ですね。

若い人は3つの身軽さを持っている

20代や学生は、起業に有利です。
私自身も当時は自覚できませんでしたが、20代前半くらいが一番行動することの制限が少ないと思います。

理由は3つの身軽さがあること。

まず、そもそもそんなに貯金もないし、社会的な地位もないですから、失敗したところで、別に特段変わらない、というストックの軽さ。

また、家族を支えていくなどの家庭での役割もありませんから、家族に迷惑をかける責任も少ないというリスクの軽さ。

そして社会常識に固執していないからこそできることがある、という意味でアタマの軽さ。

アタマが軽いとか言うと怒られそうですが、逆に年齢を重ねるとアタマが固くなってしまうので、やっぱりそれが行動力を損なわせてしまう原因にもなるんですね。

ミドル世代の起業を考えてみる

ミドル層の起業は、いわゆる働き盛りですから、経験と行動力の豊富な一番充実した世代とも言えます。実際に起業年齢で多いのが30~40代ですし、積み上げてきたものをベースにして、成功しやすいといえるでしょう。

一方で、家庭を持ったり責任がともなう世代です。そのぶん行動が制限されてしまうので、リスクを大きくとれなかったりという制限もあります。経験を活かして、しっかり計画して臨まざるを得ない年代ですね。

環境によっては、起業に踏み切れないということもあるでしょう。

行動力は成功のために一番大切な要素

個人的には、ミドル層の経験と若手の行動力なら、行動力の方が欲しいなと思います。

起業において考えてみると、会社で培った経験というのは、必ずしもすべてを活かせるものではありません。スキルというものは、他の会社でも使える「ポータブルスキル」とその会社でしか活かせないスキルの2つがあります。

なので、経験豊富といっても活かせるスキルがどれほどあるかは結構微妙というか、なんだか悲しくなる部分もあるものです。

実際に起業してみると、どうせ社会人時代にはやったことのない事もたくさんこなしていかなければなりませんから、部分で見れば素人とさほど変わりません。

それよりは、どうせわからんしやってみよう!で行動してしまう方が早かったりします。

また、若い方が、日々成長していく実感を得やすいので、「行動する→成長する→面白いからまた行動する」という良い循環が生まれやすいのです。

若いうちに起業やベンチャーを経験していると、成長速度は段違いになりますね。

健康に気をつける

若い人の方が健康面でもメリットがあるかなとも思ったのですが、健康面においては、むしろ20代の方がリスクは高いと思います。

身体面ではそりゃあ20代の方が丈夫だと思います。それはもう間違いない。

ですが、精神面の健康を考えると、ミドルの方が強いです。単純な話で、ミドルの方が社会で怒られた経験量が多いから(笑)。

創業期においては、フィジカルだけでなく、メンタルのマネジメントも大事です。起業家のマインドとして楽観主義があげられるのもこの辺が理由ですね。

コツとしては、とにかく楽しいなと思ってやること。嫌なことがあっても、「何事も経験だわ」と思ってへらへらしておくこと。若くてへらへらしてるとか火に油を注いでるようなもんですが、関係ありません。怒るひとは何をしても怒るので、放っておきましょう。

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