創業お役立ち記事

起業の不安への対処法

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起業がなぜ不安になるかというと、「新しいこと」「知らないこと」に取り組むことの連続だからです。

不安への対処法はいくつかあります。
自分にしっくりくるものがあれば、「ほーん」と思っておくとよいでしょう。

戦わない

何かに挑戦し続ける限りは、不安との遭遇は避けられません。今の不安に打ち勝っても、次にはまた新たな不安が……という具合です。

だから、もう戦わずに「いらっしゃいませ」と受け入れる。

不安というのは、自ら生み出しているものです。
なので、自分の影と戦っているようなもので、真面目に相手をすると疲弊します。それよりはちゃんと受け入れてあげたほうがいいのではないでしょうか。

そもそも不安なんてものは、相当いいかげんで、「自分がイメージできる範囲の未来」についてしか存在し得ません。

確実に訪れることが分かっている死に対して日々の不安を感じないのは、具体的に死を想像できていないからです。

同じ理由で、明日宇宙に放り出されたらどうしよう、とか、宝くじで6億円当たったらどうしようアタフタ……。みたいなことにはならないはずです。

不安=TODOリスト

まあだからといって宝くじが当たったときの準備をしておく必要もないですよね。
そんなことは当たったら当たった時に考えればいい。

逆に不安になることと言えば、明日のテストは上手くいくだろうかとか、給料日まで小遣いは足りるだろうか、とかそんなことですね。

これらの不安は、あなたの脳が自動生成してくれるTODOリストです。便利ですね!
TODOリストっぽく言い換えると、
・今日中にテスト範囲の再確認と復習を2時間する。
・給料日までの予算を洗い出して一日あたりの上限費用を決める。
こんな感じになりそうです。

不安を感じるということは、何かつまづきそうだから手を打っておこうという心の働きですから、結構本質をついているはずです。
理性で目を逸らしているようなこともお見通しで、ぐいぐいTODOにいれてくるのが不安というシステムの機能です。

なので、スマホアプリのPUSH通知と同じくらいの感覚で「便利だな~」と思えると楽ちんです。

これが不安を受け入れるということですね。

TODOは完璧にこなさない

ただ、ここにあがってくるTODOをすべて完璧にこなすのは不可能です。
そういう仕様だと思って諦めましょう。

あきらめるというのは精神衛生上とても重要なので、うまく諦めることこそカシコイのだ!と思っておきましょう。そう思うとちょっと諦める後ろめたさみたいなものから解放されるような気がします。

不安というTODOアプリを100%実行するとヤバイです。億万長者になって、なんかフォーブスとかの表紙に載っちゃうんじゃないですか?だから、ほどほど、常に50%くらいの進捗にしておいたほうがいいかもしれませんね。

半分でも不安を解消できているんならすごいです。それくらいでちゃんと達成感を感じるようにしておいたほうがリラックスして行きていけると思いますよ。

もちろん、負荷をかけてやってくんだ!という人はもっと80%とか目指してもいいと思いますが、思ったよりうまく行かなくても自分を攻めないでくださいね。

不安はバシバシTODOを飛ばしてくる割に、いいかげんなところがあります。
うまく行かなかった時は、変なタスクばっかり飛んできてうぜー、とアプリの開発元にクレームを入れときましょう。

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