意識高いドットコム

恥をかくことを怖がりすぎていました。

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こんにちは壁田です。

昔、何の番組か忘れたけど高田純次が「若い頃は積極的に恥をかきにいったほうがいい、恥をかいた数だけ成長する」というようなことを言っていた。

だからこの人はこんなにあっけらかんとしてるのかあ……とすこし尊敬した。

特に若い頃ならみんなそうやと思うけど、できることなら恥ってかきたくない。

学校や親戚の集まりで、大勢のみんなの前で怒られたり、それを周りの人がからかったりして「もうあんな思いはしたくない。恥をかきたくない!」って思ってトラウマみたいになるからかなあ。

ちなみに私は教室でめっちゃ騒いで遊んでいて先生に怒られたり、

家族旅行の車内でしつこく「でんきのうた(作詞作曲わたし)」歌ってたら「いい加減にせえへんと車から降ろすぞ」とか父親に言われたっていうトラウマあります。でんきのうたいい曲やのに……。

それが原因かはわからないけど、普通に中学生くらいからは「恥をかきたくない、それによって友達いなくなったりしたら困るし」と思って、恥をかきそうな、空気を読まない目立ちそうな行為を避けるようになりました。

人間関係も複雑に

そんな私はむかしから、スクールカーストで上位になるような、明るくて魅力があって友達が多いような人に憧れていました。

それは、どんな場でも喋れるコミュ力を身につけたり、可愛くなったりオシャレになって、「他のみんなより上だ(マウンティングですね)」と自分と周りが自覚すればなれると思っていました。

(中学校とか子どもの頃はそう言う子が権力を持って偉そうにしてたりしました。だからいじめとかおこるんやろうなあ。)

しかし、その感じで努力しても、上には上がいるし、そういう立ち位置を手に入れても失うのが怖くなるし、周りの人を「バカにするか崇める」になるのでとても苦しかったです。そして、その感じでは本当の信頼関係が築けないので、いつも不安で寂しかったです。

積極的に恥をかきにいく

しかし、あるときから「わたし、無意識に、恥をかくことにつながりそうな行為を全力で避けてるけど、みんなから憧れるようなパワフルで魅力的な人は、恥をかくことを恐れてないように見える」って思いました。

意識の高い自己啓発書にも、「恥をかくことを恐れるな」とかかいていました。

自己啓発書が推すならやるしかない。積極的に恥をかきに行くのは魅力的な人間になれる第一歩かも!!と思ったので、

腹をくくって「これを言うのはかわいそうな人と思われるかもとか怒られるかも(恥をかくかも)」ってことを積極的に言うようにしました。

人間関係が変わった

わたしの場合とても人間関係が変わりました。

本当にそういうのっていままでやってきてなくて、勇気を出して発言するたびに新しい発見とか、この人ってこんな表情するんだとか、こんなこと言っても友達でいてくれるんだとかがわかって、より人と親密になれました。

そして、積極的に恥をかきにいって、「うわああああーはずいーー」とかなってる自分を受け入れて言うるうちにどんどん人にどう思われるか気にならなくなってきました(笑)。

「恥をかくことをさける」のを行動の指針にするのではなく、「恥をかいてもいいからやりたいことをする」に変わったので、自分らしさは出てきたかなーとも思います。

魅力的な人は人の目とか気にせず自分のやりたいことやってる人なんだなーと思いました。

嬉しいのは上とか下とかでない人間関係を築けるようになってきて、人が好きになって、人に優しくできるようにもなってきました。「わたしと関わる人は大事にしてもらえて幸せ者だな」とすら思えます。これからも自分の好きなことで人とつながって、笑って過ごしたいと思います。

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