こんにちは。意識が高いとよく言われる壁田です。
自己啓発や、人生をより良くすることについて考えることが大好きです。
私の日常化している意識高い習慣としましては、日記を書く・片付け(ものを捨てる・掃除する)・料理と洗濯・できるだけ人と本音で話すなどなんですが、そのなかでも片付けは大学生の頃からたくさん本を読み、実践してきました。
というのも、大学の4年間くらいは部屋にモノがほとんどない自称ミニマリストでした。ミニマリストのことについて本気で語ると、大体の人が理解できなくて表情を曇らせるので、ここで語りますね!
ミニマリスト生活はほんまに豊かで幸せ
「ミニマリストとは生活の中でできるかぎり所有物を減らすことで豊かな生活を手に入れようとする人物のことを表す言葉」らしいです。
その通りです!ただただ「必要のないものを捨てる」「いらないものは買わないようにしている」わけではなく、
目的は「豊かな気持ちを味わうこと」なんです。
ここ、ポイントです!!お気に入りのものを大事にするために、それをより深く感じるために、いらないものを捨てているだけなんです。
しかも、上質なもの(とは限りませんが)だけを買ってとても大切にすることになるので、
結果的に無駄遣いしないんです。
私無駄遣いしてないえらい……って自尊心が高まるのでとても精神的によいのです。
当時、なんもない床の上で、「これがほんとのしあわせってやつやな……」と、まじで涙を流したことがありますよ。ミニマリストの皆さんはわかってくれるはず。
モノが溢れかえっている時代だから
「米国の富裕層がモノを持つことの虚しさを感じたことから、洗練された高品質のものを最低限だけ選び生活しているスタイル」を考えだしたこととされています。
やっぱり。富裕層がやりはじめたスタイルというのに納得です。ミニマリストって、なんか気高い雰囲気ですよねえ。
ものが溢れかえってる時代だからこそ、生まれた時からなんでも与えられた世代だからこそ、
「ものをたくさん持っていることが心の豊かさ・幸せには結びつかない」って、「自分のお気に入りだけを大切にする」生き方をする人が増えているんやと思います。
なんでミニマリストをやめたか
そんな私は、今は「まあまあ部屋きれいでモノわりと少ない人」です。
当時はよかったんやけど、仕事をするようになって、たくさんの新しい価値観とかモノを取り入れて進化したいって思ったことが一番の理由です。
なので、今は、前ほどは買うものを吟味して選んでいないです。
物を増やすことに抵抗したり吟味する時間がもったいないと思うようになりました。
今はそういう時期なんでしょう。
雑誌とかに載っているミニマリストの人たちでも、一生がっつりミニマリストって人は少ないんじゃないかなと思います。子ども生まれたり、ライフスタイルが変わったりするし。
ミニマリストという生き方は、幸せのひとつの形なのかもしれません。
私もおばあちゃんになったころ、今欲しいと思っているものを全部手に入れるか諦められた頃に、またミニマリストになって、なんもない床で今ある幸せに涙を流すのかもしれません。
おまけ:私のミニマリスト生活の残念な話
家に来た人にドン引きされる
無駄なものは買わないので、来客がくつろぐ場所がない。
友達が来てくれることは自分の幸せちゃうんかい。
実家暮らしで自室だけほぼものがない状態だったんですが、母親や双子の妹でさえ、「この子やけになってるのかな、おかしくなったのかな」みたいな深刻な雰囲気でした。
狂ったように何回も同じ店に行く
ものを買う時に吟味しすぎる。店員さんに笑われる。恥ずいから逃げる。買えない。
テキトーに買ったものがお気に入りってこともあるのにねえ。
買うものを吟味するあまり、結構な頻度で必要なものがない
旅行用カバンとかガムテープとか、一回使ってしばらく必要ないものは捨てる。
困ったら、妹に借りる。妹、わたしのミニマリスト生活の犠牲になる。
妹ごめん。そんな家族がいてくれることが本当の幸せだと気づけたわたしは、ミニマリストではなくなったけど、意識の高さがひとつレベルアップしたということなのでしょう。