中小企業診断士コラム

企業経営理論2日目【SWOT分析って?PDCAサイクルって?経営計画がずれたとき】

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こんにちは。元・中小企業診断士の長谷です!

失効した中小企業診断士の資格を取り戻すべく(笑)!

診断士の勉強をしていくぞー!

スピードテキストの11~15ページの内容です。

SWOT分析

出ましたね。企業経営理論といえばこれ。

経営戦略を考える時の「現状分析」のフレームワークです。

はい!SWOTがそれぞれ何の頭文字か見ていきましょう!

S…ストレングス/強みです!
W…ウィークネス/弱みです!

この2つは内部環境といいます。つまり自分自身のことですね。「技術力がねぇ」とか、「定番商品がある」とか、「社員が仲良し」とかでもいいし。

O…オポチュニティー/機会です!
T…スレット/脅威です!

この2つは外部環境です。社外のアンコントローラブルなことだと思いましょう。「市場が伸びてる」とか「政府がこの業界を伸ばしていく方針」とか「なんか技術革新についていけてなさげ」とか。

で、これ言いたいことあるんですけど。

「T」ね。Threat。

これ、読み方がわからんのよ。

どの本読んでも書いてないんですよね。発音記号すら書いてないせいで、世の中ではThreat発音するん怖い問題が発生しています。

つづり的にはスリートって言いたいす。別に言ってもいいんですけど……。ほら、ジャパニーズってそういうとこ気にすっからさ。。

ということで、スレットでよろしくお願いします。

クロスSWOT

SWOTは、良いとこと悪いとこ、内部と外部の視点で4つに別れてるわけです。SWOT分析はその分析をして「ほえー」っていうだけなんですけど、ここから「強み・弱み」と「機会・脅威」を組み合わせることで、4つの戦略の方針が見えてきます。

戦略の方針ってなんかカッコいいですね。それらしくなってきたぜ。

それぞれの組み合わせは下記のとおりです。

・強みを活かし機会を最大化する

・強みを活かし脅威を最小限にする

・弱みを克服し機会をつかむ

・弱みを放置し脅威をスルーする

基本的には、強み(S)と機会(O)の組み合わせのところに経営資源を投下しようぜ!ってのが最優先だと思っていいです。

経営戦略の考え方って基本そんな感じです。儲かるところに投資する。リスクが低くリターンの高いところに注力する。当然ですね。

ただ、弱みを克服することが容易で、機会から得られるリターンが大きいのであれば、そっちを優先するかもしれないし、そういう一概にはいえないみたいなとこがあることも認識しておきましょうね。

PDCAサイクル

けっこう一般的に使われていると思います。マネジメントサイクルです。

経営においても、このマネジメントサイクルが役にたつよー、ってことですね。

PDCAの方が一般的ですが、PDSサイクルってのもあります。こっちの方が単純なので説明しやすいです。どっちも大切なポイントは一緒です。

P…プラン/まずは計画を立てよう
D…ドゥ/やってみよう
S…シー/どうだったか振り返ってみよう

シーってカタカナで書くとかえって分かりづらかったですが、seeです。見るのseeで、統制の意味があります。

計画→実行→振り返り→計画→実行→振り返り→……

これを繰り返していけよってことですね。
ポイントは、「振り返りを行って、計画との差を見つけ、その原因を探り、改善計画を立案する」ってことです。

簡単にいうと、やりっ放しはダメよ!ってこと。
アホみたいですけど。そんだけ。

PDCAってどこで実行してんの問題

PDSとPDCAは一緒です。もう一緒って思っていいです。分ける意味がない。

P…プラン/まずは計画を立てよう
D…ドゥ/やってみよう
C…チェック/どうだったか振り返ってみよう
A…アクション/計画を修正しよう

この認識でokです。
DoとActionが両方やってみよう!的なノリの単語なので、「あれ?Doって何をDoするんやっけ?」とか、「あれ?Actionの前になんかCheckするの?」みたいなややこしさが生まれます。

が。そんなことはどうでも良し。

「計画して、結果から改善する」ってやっぱ大事っしょ!

ってことを理解しておけばok。

ローリングプランとコンティンジェンシープラン

経営計画に関する論点では、この2つは聞き慣れない単語だと思います。
頻出とは思いませんが、一応覚えておきましょう!

ローリングプラン

これは、その場の状況に合わせて、コロコロ変えた計画のことです。

言い方は悪いですが、緊急回避!ローリングごろごろ~って感じ。

計画をまるっと変えるわけではありません。

コンティンジェンシープラン

コンティンジェンシーは、不測事態、非常事態とかそういう意味の単語です。

つまり、「当初の予定から、こうずれたらこう修正しよう」っていう計画を先に立てておくってことですね。

ただ、不測の事態って、字の通り、予測できないって意味なので、どこまでその想定をしておくかってのが悩みどころになります。

今期100億円売れなければ撤退する!とかもまあコンティンジェンシープランですね。どっちかっていうとこれは意気込みみたいな感じですが。まあイメージそんな感じです!

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