こんにちは。元・中小企業診断士の長谷です!
失効した中小企業診断士の資格を取り戻すべく(笑)!
診断士の勉強をしていくぞー!
スピードテキストの40~46ページの内容です。
ドメイン
ドメインだー。重要な単語だー。事業ドメインみたいな言い方で使われるよ。
日本語でいうと事業領域となります。「ドメインを定義する」とかいうとかっこよさが少し高まるってワケ。COOL!!
要は、何屋さんかを定義するってことですね。
で、その定義の方法に2つの観点があります。
物理的ドメイン
物理的ドメインってことで、営む事業を「モノ」として見て何だっけって捉える考え方。野菜を売ってるから「やおやさん」だよ!って感じ。
やおやさん以上の事業展開やアイデアを生みづらいのが欠点!
機能的ドメイン
機能的ドメインは、機能に着目したドメインの設定を指します。こっちは「サービス」ってイメージですかね。野菜を売ってるから「健康と美容がドメインだよ!」って感じ。
なんかフワフワするのが欠点!
でも、将来的な事業展開を見据えた宣伝とかPRができるから、はじめはやおやさんでも、例えばオーガニック野菜をつかった美容液を売ってみたりとか、ドメインの拡大解釈がしやすくなるんだよね。あとは、「やおやさん」ってドメインにするよりも、企業のあり方とか立ち位置、姿勢みたいなものがわかりやすくなる。
それを社内外に示しやすくなるっていうことで、ビジョンとかとの整合性がとれるように考えるといいですね。
企業ドメインと事業ドメイン
これが重要なことなのかよく分かりませんが、企業全体のレベルでのドメインもあれば、事業単位でのドメインもあるよねっていう話。そだね!
あれ?ほとんど単語を覚えるだけの話だった……。
そうそう、ドメインを決めるときは、適性な大きさで決めようってことですね。でかすぎてもちいさすぎてもなーって話。
でもまあ実践上は、そんなもんホイホイ変えたったらええねん。ちゃんとした会社的なステージになるまでは適当でいいですよ。
といいたいとこなんですが、理屈上はビジョンとかドメインとかはあまり変えないようにした方がいいよね~って認識でいましょうね。組織の中でも概念的なもの、上位概念なので、変更にはいろんな影響が考えられるんだよね。
VRIO分析
自社の経営資源がいい感じかどうかを分析するフレームワークです。
V…バリュー・資源の価値
その資源にそもそも価値があるのか。
R…レアリティー・資源の希少性
その資源は競合が持っているものなのか。
I…インイミタビリティー・資源の模倣困難性
その資源は模倣しづらいものか。イミタビリティーってのはイミテーション(imitation)のことね。
模倣しづらい経営資源には以下のような特徴があるよ。
1.経路依存性…その会社の歴史とかに紐づく社風とかは真似しづらいよね。
2.因果関係の不明性…あれ?なんでこうなってんやっけ?ってなってるものって真似できないよね。
3.社会的複雑性…社会的にできあがった世論とかイメージとかって真似できないよね。
4.特許…特許は真似したらあきまへん。
O…オーガナイセーション・組織
資源を活かすも殺すも組織やでという話。
ケイパビリティとコアコンピタンス
みんな横文字好きやね。
ケイパビリティもコアコンピタンスも「独自性を生み出す組織能力」っていう定義らしいです。ほーん、ってかんじですねぇ。コアコンピタンス経営って本があるから読んでみてもいいかもね。読みづらくもないし。
なんか一般的にコアコンピタンスっていうと、組織に限った使い方をしないような気もします。「独自性の高いウチだけの強み」くらいの意味合いで使われることも多いと思います。まあ競争力のある経営資源のことだと思っておけばいいでしょう!
いろいろ単語が出てきてますが、重要なのは、常識的に考えてこうやろって判断ができるようになることです。定義とかは覚えてもしゃーないよ。
ビジネス的な常識でいうとこうやろ、っていう選択肢を選んでいくのが、企業経営理論の問題です。なのでその常識をチューニングしていく感覚が大切ですね。素直にへぇ~って感じるのが企業経営理論で高得点を取るコツです!