中小企業診断士コラム

企業経営理論11日目【ベンチャー企業にまつわる意識高いワード】

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こんにちは。元・中小企業診断士の長谷です!

失効した中小企業診断士の資格を取り戻すべく(笑)!

診断士の勉強をしていくぞー!

スピードテキストの84~87ページの内容です。

ベンチャー企業が死ぬポイント

ベンチャー企業を成長企業、安定企業へとステップアップさせることも中小企業診断士の重要な役割ですね。

起業に関して、すごくよく言われるのが、「起業から3年で5割が廃業、5年で3割、10年存続するのはたったの1割なんですよ!」みたいなやつ。

ほんまかいなって話ですね。こういう話はちゃんとソースを調べるか、それがめんどければ、自分の頭で考えるようにしましょうね。

ということで今はめんどいので調べませんが、たぶんこの数字はテキトーなんじゃないですかね?そういう統計もあるんでしょうけど、またやる気がでたら調べてみますね!(たぶん調べない)

たぶんですけど、法人はこんなに廃業してません。個人事業主はそんくらい廃業してんじゃないですかね。初期費用がかかるという意味合いで、法人設立して事業を始める人の方が気合が入っているので廃業しないし、個人事業主として開業届を出すことなんて基本ノーリスクなんで、いつでも辞めやすい。

そういう数字にびびらされて高額セミナーみたいなんに釣られないようにしましょうね。

ただ、ベンチャーなんていくらでも行き詰まる理由があるわけで、それを見ていきますよ!

デビルリバー

魔の川です。

やっぱベンチャーっていうワードの周辺だからですかね。こういう大二病的な言葉がでてきますね。

基礎研究領域から製品化に失敗するというハードルです。革新的なビジネスの種(シーズとかいいます。わざわざ横文字にすな)があっても、売れる製品にせなダメなんすわ!ってこと。

デスバレー

死の谷です。

デビルリバーを越えて「よっしゃええ感じに製品化したろ」と思ったまではいいけど、それを実現するためのヒト・モノ・カネなど、経営資源を獲得できずに頓挫しちゃうっていうハードルです。

ダーウィンの海

そろそろ恥ずかしくない?

事業化しても、ダーウィンの進化論のように、弱い商品は淘汰されていくんやっていう話。つまり市場競争に負けるなよって話です。なんでもそうちゃうんけ!

ベンチャー起業の資金調達方法

起業には何かとお金が入り用です。もちろん程度問題はありますけどね。

TwitterとかAmazonとかもつい最近までずっと赤字やったとか、聞いたことあるかもしれませんね。赤字で存続するってことは、そんだけどっかから資金を持ってきてるってことです。

そんな感じで出資者とか投資家などからお金を出してもらうことを資金調達といいます。

資金調達先はこんなかんじ。

ベンチャーキャピタル

よく聞きますね。何やってるかはあんまわかんないですけど。

ベンチャーキャピタルの目的は、出資した企業を上場させて、キャピタルゲインを得ることです。
最初に投資先の株式を保有しといて、成長したとこでその株式を売ったら儲かるよねってのがキャピタルゲイン。

VC(ブイシー)っていうと、ビジネスマンっぽくていいよ。

ビジネスエンジェル

天使なんですけど、世のビジネスエンジェルはだいたいおじさんです。
ベンチャーキャピタルに近いですけど、もうちょっと寄り添って資金面以外のサポートもしたりする。
エンジェル投資家と呼ばれることも多く、リッチな個人投資家のイメージ。

スイートマネー

自分自身や友人、家族からの出資。スイートな関係性の人からの出資。

金融機関や公的機関からの融資制度

創業のための借り入れ制度があるのでそれを利用するのもよいですね。

それこそTwitterとかAmazonみたいなビジネスをやるんや!って感じでないのであれば、スイートマネーと融資制度を検討するのが一般的です。

社内ベンチャーのメリット

社内ベンチャーってのもよく聞かれる言葉ですが、ベンチャー精神あふれる人材の流出を防止する効果があったりするので、会社にとってもメリットがあります。もちろん上手く行けば多角化経営になるわけですしね。

そういうパターンで生まれるベンチャーってのもあるよ。

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